マサダ シザースジャッキをオーバーホールする
マサダのシザースジャッキが全く上がらなくなったので、オーバーホールしてみる。
オーバーホールは初めてなので、とりあえずバラして必要なOリングなどを調べる。
タンク内のオイルを抜いて、レバーを外す。
割りピンを外し、固定ピンを抜けばレバーが外れる。次にメインシャフト部分を外す。
付け根にEリングが左右1個づつ嵌っているので、マイナスドライバー2個を使い、
Eリングを広げるように押せば簡単に外れる。勢いよく飛んでいくので紛失に注意。
Eリングが嵌っていた固定ピンを抜けばメインシャフトが外せるようになる。
油圧バルブを緩めて引き抜き、タンクも中央のボルトを抜いて外す。
全てバラせたので必要なOリングのサイズを測る。
本体側、ハンドルが刺さっているところにOリング1個あり、メインシャフトにOリングが1個
嵌っているが、なぜかOリングが嵌る溝が広い。硬いゴムみたいな欠片が残っていたので、
Oリングと何かが嵌っていたのかも。ここが漏れていたから油圧が掛からなかったみたい。
あとは油圧バルブにOリングが1個、オイルタンクの上下にゴムの平パッキンが付いている。
ホームセンター「カーマ」にOリングを買いに行ったが、オイルタンクの平パッキンが
合いそうなものが無かったので、とりあえずタンク部分は再利用する。
八幡ねじのOリングを買ってきた。内径5mm、8mm、30mm。交換していく。
油圧バルブは5mm、ハンドルは8mmを使用。シリコングリスを薄く塗り嵌めていく。
メインシャフトは30mmを使用するが、1個だと溝が広すぎなので、2個嵌めてちょうど溝が埋まる。
ハンドル、メインシャフトもキレイにして、シリコングリスを薄く塗り取付け。
元通りに組み立てて、ジャッキオイルを充填して完了。
しっかりと油圧が掛かるようになった。
今回交換した部品
- 八幡ねじ : Oリング P-5 1個、P-8 1個、P-30 2個
- AZ : ジャッキーオイル 32